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写真でわかる「飯盒炊飯」のやり方!かまどの火起こしから水加減・火加減のコツ

キャンプの醍醐味といえば、やっぱり直火で炊き上げるホカホカのご飯!
今回は、昔ながらの「兵式飯盒(へいしきはんごう)」を使った美味しいご飯の炊き方を、お米の計量から火起こし、火加減のサインまで、写真付きで分かりやすく解説します。

かまどの火にかけている兵式飯盒

4合まで炊飯可能な定番の兵式飯盒

使用するのは、最大4合まで炊ける定番の兵式飯盒です。

STEP1:お米の準備と計量(フタを活用!)

今回使用した山形県庄内産 どまんなか

今回は「山形県庄内産 どまんなか」を4合炊いていきます。

飯盒の外フタ(3合)と中フタ(2合)での計量方法

計量カップがなくても大丈夫!飯盒のフタを使えば簡単にお米が計れます。
・中フタ すりきり一杯 = 2合
・外フタ すりきり一杯 = 3合

中フタですりきり一杯(2合)のお米を計量

計量したお米を飯盒本体に入れる様子

今回は4合炊くので、中フタ(2合)で2回計量して飯盒本体に入れます。

STEP2:お米の洗い方と水加減(吸水が命!)

飯盒に水を入れてお米を洗う

中フタをして飯盒を上下に振ってシャカシャカ洗う

お米の洗い方にもちょっとしたコツがあります。水を入れたら中フタをしっかりと閉め、上下にシャカシャカと振ってかき混ぜます。

中フタを少しずらして押さえ、隙間から水を切る

水を捨てる時は、中フタを少しずらして隙間を作り、お米がこぼれないように押さえながら流します。これを5回ほど繰り返せば洗米完了です。

飯盒内部の2合と4合の水量メモリ

飯盒の内側には水量の目盛りがついています。
・下の目盛り = 2合用の水
・上の目盛り = 4合用の水
(※目盛りはありませんが、中間が3合の目安です)

お米を30分間水に漬けて吸水させている状態

今回は4合なので、上の目盛りまで水を入れます。ここから「約30分」しっかりと水に漬けて吸水させるのが、芯を残さずふっくら炊き上げる最大のポイントです!

STEP3:かまどの火起こし

吸水させている間に、かまど(炉)の火起こしをします。

薪を井桁(いげた)状に組み、中央に着火剤を置く

上に向かって少しずつ狭めるように薪を組む

薪は「井桁(いげた)」に組み、中央に着火剤や燃えやすい細い木を置きます。上に向かって少しずつ狭めるようなイメージで組むと、上昇気流が生まれてよく燃えます。

ガストーチを使って着火剤に火をつける

勢いよく炎が上がったかまどの様子

ガストーチなどで着火し、しっかりと火が安定するまで待ちます。

STEP4:いざ炊飯!火加減と「音」の合図

鉄のバーに飯盒を吊るして火にかける

※注意:炊く時は「中フタ」は外しておきます!

飯盒を鉄のバーに引っかけ、いよいよ火にかけます。火加減の基本は、最初は〈弱火〉→ 沸騰したら〈強火〉です。

かまどの強い火でグツグツとご飯を炊いている飯盒(GIF動画)

フタの隙間からブクブクと激しく吹きこぼれが始まったら、薪を少し減らしたり高さを調整して〈弱火〉にします。
やがてグツグツと煮えたぎる音が小さくなり、チリチリ…”ピチピチ”という香ばしい音(お米が焦げ始める合図)に変わったら、すかさず火から下ろします。

STEP5:ひっくり返して蒸らす!ふっくらご飯の完成

火から下ろした飯盒を逆さまにして10分間蒸らす

火から下ろした飯盒は、すぐにフタを開けずに逆さまにして約10分ほど蒸らします。
こうすることで底の余分な水分が全体に回り、ふっくらと均一な仕上がりになります。

ツヤツヤにふっくらと炊きあがった飯盒ご飯

完成です!ツヤツヤでふっくらとした最高のご飯が炊きあがりました。
直火と兵式飯盒で炊くお米は、普段の炊飯器とは一味も二味も違う美味しさです。ぜひ次回のキャンプでチャレンジしてみてくださいね!

※本記事の写真は東京都江東区の「若洲公園キャンプ場」にて撮影しました。